11/16
Fri
2018
先日、大学の恩師が亡くなりまして。
まだ62歳。あまりにはやすぎる。
夏まで学校に通ってた理由がその先生の授業をもう一回聞きたかったからで、
六月ぐらいから休講が多くて、私らが現役やったときの授業まで進めへんかったんよね。
それで当時授業で聞いたことをレポートとして提出して、半年間の学生生活が終わったんやけど、こんな早く訃報を聞くとは思わんかった。
まさに恩師そのもので、
先生にとっては生徒の一人やろうけど、
わたしにとっては中国史をすきになったきっかけこそ先生やって、
なぜか自分の卒論書いたうえに友達らと他人の卒論まで書いたんですよね。
元々日本史、しかも幕末史っていう沖田総司に関わるなんかを学ぼうと思ってたはずが、東洋史に入って、人間の歴史ではなく葬送史っていうマニアックな性癖を作ったきっかけが全部全部先生でした。
先生のゼミに居なかったら間違いなくキングダム読んでなかったし、天空の玉座とかも読んでなかったかも。
とにかくわたしの人生においてすごい影響をあたえてくれた先生だったので、訃報を聞いたときはほんまにほんまに理解できひんかった。
しかも父とおんなじ病気?っぽくて、うちの父親も今入院してたりとまぁ、なんかね、重なるところとかもあって……
先月も中学のときにお世話になった先生が亡くなってたとたまたま知ったり、死が身近だなぁって。
みんな平等に死はやってくるとか、そんなん頭ではわかってても、目の前にあるとなんでそんな早いのってなるの、自分勝手だよなぁ
死なないわけなんてないのに。わかってるけどさ。
なんだかんだで親とか恩師とかっていつまでもそばにいてくれそうって思ってしまうんだろな
ほんま、先生おらんかったら中国史に触れてない自分っていう平行世界の自分になる……想像つかない……
今年学生戻って、先生の授業のなかで一番すきやった古代史の授業聞けてほんまよかった。
本当にありがとうございました。
明日あいにいきます。