ぱれいどまあち

4月27日

天竺でカルナとアルジュナに会った。
うちに居る二人じゃないってわかってても攻撃するのを躊躇う。
いつの間にか二人の事大好きになってたんだなーって思った。
もちろん二人だけじゃないし、カルデアに居るサーヴァントみんなそうだけど。
やっぱり違うってわかっててもつらいって改めて感じてしまった。ちょっと悲しい。

4月28日

天竺から帰ってきたら新しい英霊が召喚できるって聞いたのでとりあえずよくわからんけど金平糖投げまくったけど出なかった。
その代わりというわけじゃないけど、またキャスターが増えた。
ギルガメッシュ王が宝具を強化してくれたのと、ニトクリスちゃんが来てくれた！あと名前が分からないけ ど中国っぽいアサシンの女の子！
女の子が来るとやっぱりうれしい！ネロちゃま様やモードレッドちゃんみたいに女の子で英霊になった感じかな？
ニトクリちゃんはそうっぽいけどアサシンちゃんもかな？早く名前教えてほしいな～

そしてドクターに調べてもらったらどうやら新しい英霊はライダーとアーチャーらしい。
最近気付いたけど破滅的にライダーとアーチャーとクラス相性悪い……

「……なんでインドえもんはライダー連れてきてくれないの」
「ほんとライダー来ない」

「マスター、僕じゃ力不足？」
「え……？」
「最初からずっと一緒にレイシフトしてるけど、僕じゃダメなの？」
「ちが……」

「確かに本来の僕の姿でもないし、子供だから不安か もしれないけど、」
「僕は僕なりにマスターの力になりたいと思っているよ」
「まあ、僕がずっと動きっぱなしなのを心配してくれているのもわかっているんだけどね」

「あ、アレキサンダーくん……」
「だから、ライダーが来ないからってそんな落ち込まないでほしいな」
「……」
「それに、これからももっと僕の事可愛がってくれてもいいんだよ？」

「……」

「うわーーーーーん！！！！！」
「アレキサンダーくん～～～～～～！！！！！！」
「私が悪かった！！！！！！私の初ライダーはアレキサンダーくん！！！！！だけ！！！！だから！！！！」

「あはは、マスター意外と力強いね」
「うう……」
「やだなぁ、抱き着いたまま泣かないでよ」

「(マスター、天竺であの二人に会ってから考え込むようになってたから心配してたけど)」
「(ちょっと吹っ切れたみたいでよかった)」
「(最近あの二人ばっかり構っててちょっとさみしかったとか、内緒)」

4月29日

今日は天草さんを再臨した。
切支丹っぽいマント？お似合いですねって言ったらはにかんでて年相応の顔してたのが可愛かった。

なんか、天草さんとアルジュナってなんか似てる。
つらい過去があったのかなあとか、勘ぐっちゃだめだなって思ってるけど考えてしまう。
人によっては夢でサーヴァントの過去を見る？らしいけど、今のところそれはないし、できたら避けたい。知らない間に見られたくないことを私が知ってしまうのはみんなに申し訳ない。

英霊じゃなくて、今の人生を楽しんでほしい。
まあ、世界無くなりかけてるから楽しめる状況かって言われたらどうかわかんないけど。

4月30日

今日初めて立香ちゃんから私と契約してるサーヴァントをサポートにしたいって言ってもらえた。
いつもは私がサポートをしてもらっている立場だったから、ようやく立香ちゃんの役に立てるようになったんだって嬉しくなった。


5月1日

今日はカルナとアルジュナ、孔明先生と天草さんが立香ちゃんとレイシフトに行った！！
着実に強くなってると思いたい。まだまだ新米だけど、がんばる。

5月3日

今日でマスターになって60日目。数日前から並行世界の聖杯大戦に巻き込まれている。
突然倒れてしまったようでみんなに心配されてしまった。
どうやら管理者の言っていた夢を見ている感覚、と言うのは本当に夢の状態らしい。呼び出されるのが突然なので急に眠ってはいつ目覚めるかわからない。私生活に支障きたしまくりで、みんなに 凄く迷惑をかけてる。

私の知らないシェイクスピアさんとアヴィ先生、ジャックちゃんに出会って、スパルタスさんやアタランテさん、モードレッドちゃんとフランちゃん、そしてアストルフォくんとジークフリートさんとも出会った。
沢山のカルデアに居る英霊の皆さんと出会ったが、カルナにも出会った。

きっと今回召喚できるようになったのもアキレウスさんとケイローン先生だろう。
アキレウスさんは一回、アレキサンダーくんの強化で出会った人と多分同一。

この並行世界で起きた前の聖杯大戦こそ、きっとカルナとアストルフォくんが前に言っていた戦争なんだ。
おそらくだけど、天草さんが来た時のカルナとアストルフォくんの反応からしてこの大戦に天草さんも関わ っている気がする。

5月4日

カルナに話を聞いた。やっぱりこの聖杯大戦でみんな出会っていたそうだ。
私たちが話していたのをこっそり見ていたアストルフォくんが教えてくれたカルナの最期に感銘を受け、号泣しているところをたまたま遭遇した本人に見られてしまった。
慰めるのが下手で言葉足らずだけど優しいカルナ。貴方にふさわしいマスターと思ってもらえるように強くなりたいと改めて思った。

その後に並行世界でゲットした素材でアルジュナを再臨させた。
私が契約しているサーヴァントで初めての第三再臨。
初めて並行世界に呼ばれた日も隣にアルジュナが居て、一向に目覚めないから沢山心配させてしまったみたいだ。心配させてごめんね。

インド兄弟のせいで一日泣いていたわけだけど、せっかくこっちで活動できているから……と召喚を行った。
もう流石にライダー・アーチャーと相性悪いのは気付いてしまったので、ルーラークラスが出る方の召喚を行った。

「はー……まぶたおもい」
「そうですね、目が真っ赤ですよ」
「誰のせいだと……」
「おや、心配をかけさせていた本人がそれを言いますか？」
「うっ……ごめんなさい……」
「よろしい」

「待たせたな」

「カルナも来てくれたんだね、ありがとう！」
「……」
「もー、アルジュナ、此処では喧嘩しないでよ？」

「マスターが起きている間に少しでも側に居たいからな」
「それにしてもマスター、目が赤いぞ。また泣いたのか？」
「デリカシーなさすぎやしませんかカルナさん 」

「さ、さー！！気を取り直して召喚するぞ……！！！！」

「召喚中に失礼します、マスター」
「え、あ、天草さん！？」
「マスター！集中力を切らしては召喚に支障が……！」

「サーヴァント、アサシン。セミラミスだ。
さて……まずは玉座を用意せよ。話はそれからだ。
無いのであれば仕方ない、汝が椅子になるが良い」

「ふむ……誰かと思えば元マスターと赤のランサーも居るではないか」
「お久しぶりです、セミラミス」
「……」

「して主の名は？」
「三宅梓、です」
「ふむ、梓。ひとまずその泣き腫らした目をどうにかせい」

「我を召喚できる程なのだ。堂々と胸を張れ。我のマスターにふさわしい女となるがよい」
「聖杯大戦はそれはそれ。今生はこのか弱きマスターの為に世界の終焉を救おうではないか」
「よろしくな、梓」

「じょ、女帝～～～！！」

と、言う訳でセミ様(呼び方了承済)が来てくださった。
この後食堂で立香ちゃんと出会って「梓さんすごくない！？」と言われた。
私が凄いんじゃなくて、多分カルナとアルジュナが凄いし、今回はセミ様と一番関わりがあったらしい天草さんも居たからではないかと思ってる。

明日からもまたいつ並行世界に行くかわからないけど、頑張ろう。