12/25
Sun
2016
文アルハマってからワンライってあるのを知って、なんかたまーに書いてます。
一時間で話まとめるの難しいね…次書くなら歯車かな…でも煩悩だらけの糞野郎なので年越しと言う名前の108煩悩でもいいかもしれない…
書きたい話だった2000字でも3000字でも一時間で書けるんだなーって知ったわ。
なんで我は締切と戦っているのか?って気もするね。好きな本書いてるくせに。
っていうわけでさーーーー
この間あくたがわの「内田百閒氏」を読んだのでその話。
わたしはね、内田百閒先生が始まりで近代文学と言うものを読むようになったんですね。
っていうか、物語ってほとんど読まなくて、それこそ極端なんだけどホモか夢か文学かしか読まないので、私の回りくどい文章は間違いなく文学からの影響なのですよ。
特に百閒先生と谷崎。ついで乱歩かな?大学推薦もらってた時期にやることなくて塾の先生がくれた旅順入城式のコピーが本当に始まりで、旅順入城式だけはまだもらったコピー持ってる。
という話をまあ小ネタにしただけなので、感情移入もクソもないと思うけど、最近ずっとこのネタ考えてたからとりあえず昇華したい。
百閒先生の旅順入城式を誉める際に「知り合いでこの話を理解できるのは~」って室生・萩原両名が出てくるの本当に最高です…そうです、さりげなく物語は全て繋がっていた…
どうでもいいんだけどあくたがわ司書室にはいると失礼します、っていうのやばいし、喪失後の補修のボイスがひどい…最高…どいつもこいつも死にたい死にたいってうっせーーーな!!!!!!!!!!!ころすわけねーだろ、しにたいのに死んでないのは私だって一緒だっつーーーの;;;という気持ちになるのであくたがわは本当に恐ろしい沼感やばいよね。
あ、そうそう。それで、夢垢でワンライはたまに参加します。以上。
「失礼します。」
「はーい。どうぞ。」
「…あれ、今日はもう仕事してないの?」
「今日の分は書類ちゃんとまとめたからね。優秀優秀。」
「そうだね、偉いよ。」
「ところで、それ何読んでるの?」
「んー?内田百閒先生。」
「え?」
「私が初めて読んだ近代文学。」
「…これ、旅順入城式じゃないか。」
「そー。最近知ったけど知ったけど芥川先生もこの話勧めてたよね。」
「ああ、この話は素晴らしい。なのに評価が低いのが解せない。」
「兄弟子なんだよね?」
「そうだよ。」
「私さー、この話を高校生の時初めて読んでビビビッと来たんだよ。」
「まさか自分がこんな仕事するとは思っても居なかったけど、当時はホントにこの話読んで電撃走って、ずーっと絵描いてたの。」
「絵?」
「そう。情景が見えるから描くの。」
「旅順入城式とか、蘭陵王入陣曲とか。」
「谷崎先生の少年と魔術師とかも。」
「幻想的だけど鬱っぽいのが好きで、あと朔太郎先生もちゅーや先生も読んでたよ。」
「でもやっぱり、私にとっては百閒先生が始まりで、旅順入城式ほど衝撃を受けた話は無いんだけどね。」
「…なに?じろじろ見られると恥ずかしいんですけど。」
「いや、兄弟子を褒めてもらえるのはとても嬉しいんだ。」
「でも、僕の話は読んだこと無いんだろう?それは少し妬けるね。」
「教科書では習ったけどね、それ以外読んだことは無い。」
「もっと君を知りたいけど、もっと僕も知ってほしい。」
「ん?うん?」
「…今度、昔描いた絵を見せてよ。」
「んー?見つかったらね。この間ちょっと探してたんだけど見つからなくて。」
「ああ、見つかったらでいいさ。」
あくたがわは兄弟子の百閒先生を認めている人に出会いたかったのではなかろうか。と言う話。